眼内レンズについて

眼内レンズの種類と見える範囲

単焦点眼内レンズ

ピントが合う範囲が狭いので(単焦点)、メガネなし(裸眼)で見える焦点を遠くか近くのどちらか選択しなければなりません。
選んだ焦点距離以外はピントが合わないため、メガネが必要になります。

<遠くが見えるようにした場合> 

近くを見る際に老眼鏡が必要

<近くが見えるようにした場合> 

 中間距離から遠くを見る際にメガネが必要

多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズは先進医療に分類されます。(当院は先進医療認定施設です)

ピントが合う距離が複数(2焦点、3焦点)あるタイプまたは焦点を拡張してあるタイプがあり、メガネを必要とする頻度をかなり減らすことができます。

<2焦点型 遠くと近く(30または40cm)> 

近くを最も重視される方に

 

 

<焦点拡張型 40-50cmから遠くまで> 

夜間運転やゴルフ、テニスなどのスポーツをされる方に

 

<3焦点眼内レンズ>  

  国内初承認のAlconPanOptics

  遠方、中間(60cm)、近方(40cm)

  光エネルギーを50、25,25%配分

  88%の光エネルギーを網膜に到達させる

 

 

<多焦点眼内レンズの問題点(ハロ- グレア)>

  

  光のまわりに輪がかかりギラつきまぶしい

  夜間運転をする方は適さないことあり

  時間とともに気にならなくなる場合が多い

     2・3焦点>焦点拡張型>単焦点眼内レンズ

 

 

乱視矯正眼内レンズ

単焦点眼内レンズ、多焦点眼内レンズそれぞれに乱視を軽減できるタイプもあります。

<乱視が多い眼> 

 

<乱視が少ない眼> 

 

 

 

留意点

白内障以外に眼の問題点がある場合にはご希望の多焦点眼内レンズが選択できない場合もあります。

手術中の合併症により多焦点眼内レンズが使用できない場合があります。

多焦点眼内レンズにはそれぞれ長所・短所があります。

特に短所をご理解していただき許容できるものであれば、患者様と相談のうえライフスタイルに合ったレンズを選定いたします。

 

併せてご覧ください

もりもと眼科 03-5779-1177 メールでのお問い合わせはこちら

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